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ちん話(おちんちん擬人法) ハードコア 小説

秘匿実験#0739

(……ここはどこだろう。)
(たしかぼくは、学校からかえるとちゅうで、いきなりうしろから口になにかあてられて……。)
 あたまがハッキリしてきて、ぼくがだれかにつかまってしまったんだってなんとなくわかった。よく見るとうすぐらくてほこりっぽい、くらいところに、手と足をくくられてイスにすわらされていたんだ。服はいつの間にかぬがされていて、はだかんぼうだった。それで、ふとぼくは思った。これってもしかして、
(ユウカイ……?)
 そう気づくと、ぼくはちょっと怖くなった。するとちょっと明るくなったドアみたいなところから、白いふくをきたおじさんが近づいてきた。
「やあ、白滝沢くん。良い目覚めかな?」
 おじさんはぼくの名前をしってるみたいで、おはようとあいさつをされた。この人がぼくをユウカイしたのかな。ぼくはちょっとこわくて泣きそうになる。
「突然こんなところに拘束されて、君も怖いだろう。でも安心してくれたまえ、私達は君に痛いことをしたりはしない」
 おじさんはぼくがこわがってることを気づいたのか、安心させようにぼくにそういう。でもちっとも安心できないよ。こわくてことばがうまく出せないぼくを見て、おじさんはつづけてこういう。
「君にはちょっとした実験台になってもらう。何、大したことじゃないさ。君はただそこに座っていれば良い」
 そういいながらおじさんは、ぼくのくびすじにちゅうしゃをしてきた。ちゅうしゃきをくびすじにあてられた時、ちょっとこわくて「ひっ」みたいな声が出ちゃった。
「この薬は君から”痛み”の概念を無くし、すべて性的快楽へ変換する作用がある。簡単にいえば、”気持ちよくなるクスリ”ということだよ」
 ぼくにちゅうしゃした薬の説明をするおじさん。でも、ちゅうしゃした直後からあたまがポーッとしてきて、へんなきぶんになってしまう。そしてなぜか、おチンチンがおっきくなっちゃったんだ。
「な、なにこれぇ……」
「早速効果が出てきたな、よし。石田、実験を開始するぞ。」
 おじさんがだれかに命令して、すぐにへやからでていっちゃった。でも、今のぼくにはそんなことどうでもよくて、ぼくのおチンチンがすごくムズムズしてて、それがすごく気になってしまうんだ。
「サンプルの投入開始」
 とおくからそんな言葉がきこえて、そのすぐあとにめのまえの床とびらから、きもちわるい生き物が出てきたんだ。
 なんだか、それは冷蔵庫にほったらかしにしてくさらせたお肉のかたまりみたいな感じで、それでいてくさったにおいのしないふしぎな生き物。床とびらからはい出てきて、どんどんぼくの近くによってくる。
「いや、いや」
 ぼくは声にならない声があふれそうだったんだ。おチンチンのほうに目を向けると、ぼくとおなじでこわかったのかさっきよりもちっちゃくなってる。こわがりなタマタマもお腹の中に引っ込もうとしていた。それでもまだおチンチンはカチンコチンのまんまだったけど。

 ぴとっ

「ひっ……!」
 とつぜん生き物はぼくに向かって触手をのばしてきた。生き物の触手がぼくの足首にまきついてきた。ぬめりぬめりと上手な手つきでふくらはぎ、ふとももにまで触手を伸ばしてきて、ついにぼくのタマタマに触手がさわったんだ。
「あっ……だめぇっ……」
 くすぐったい感じがぼくのタマタマにつたわる。生き物は目が見えないみたいで、タマタマを見つけた触手はたからものをみつけてはしゃぐ人みたいにタマタマをもみあげたんだ。
 ちょっとだけはげしくもまれるタマタマはふくろのなかでかたちをゆがめて、ブニブニとしょくしゅにもてあそばれるんだ。触手にいじめられるタマタマに、ものほしげな感じでつられてプルプルふるえちゃっているおチンチン。皮がかぶっちゃったままのおチンチンにもグニャグニャの触手はみおとさなかったみたいで、ゆっくりとタマタマの皮をつたってぼくの立ち上がったおチンチンにたどりつく。
「んんっ」
 さっきからぼくは変な声しか出なくて、つい涙目になってしまう。触手はゆっくりと動くけど、ぼくの小さめなおチンチンだと先っぽにまでのばすまでに時間はかからなかったみたい。おチンチンはやっと全身をさわってくれたことにうれしかったみたいで、先っぽからよだれがたらたらとたれていた。タマタマもいまだコネコネとこねくり回されてる。
 ぼくの股間に触手をのばしたあと、くちゅくちゅとうえしたにうごめきながら、こんどはおチンチンの先っぽに触手を集めてきたんだ。
「こ、こんどは何をするのっ……?」

 ぐにゅっ、ぬにゅっ。

 先っぽにあつめられた触手は、ゆっくりとおチンチンの皮の中に入っていったんだ。ぼくはまだ皮をむいたことがなくて、さわったこともないところだったけど、触手はてかげんもなくそこにはいってくる。
「うわぁぁぁっ!!」
 ぼくはことばにできないきもちよさに、すごい声を出しちゃった。痛くなんてない。すごくきもちがいい。おチンチンも今までにないくらい痛いくらいにおっきくなっていて、ぶるんぶるんと喜びのおどりをおどっている。タマタマもぎゅっとおなかの方に近づこうとしてたけど、触手がそれをじゃましていた。
 でも、なにかがたりなかった。今のきもちよさだとぜったい白いおしっこが出てたのに、ぼくのおチンチンはただきもちよさによだれを出しておどるだけで、白いのは出ていなかった。
「なんで、出ないの……」
 ぼくがそうつぶやいたのもつかの間で、とつぜんおチンチンの先っぽに何かが注がれるようなかんかくがあった。ブツブツとした何か……それは、なんだか生き物のたまごみたいなものなんじゃないかとふと思ったんだ。ぬめぬめと先っぽのおチンチンの頭をなでまわしながら、その皮の中にたまごを産み付けられる。それがまたすごくきもちよくて、ぼくはまた変な声が出ちゃう。
「おチンチン、生き物のたまご入れられちゃった……」
 少しろれつの回らないしゃべりだったけど、ぼくのおチンチンがどうへんかしたのかを口に出していってみた。最大まで触手からブチュブチュとおチンチンの先っぽにたまごがうえつけられたのがわかると、触手はいっせいにおチンチンからはなれていったんだ。何にもつつまれなくなったおチンチンは、触手が出すヌメヌメとおチンチンの出すよだれとがまざったものでどろどろになっていて、空気にさわるだけであまりのきもちよさにびっくんびっくんとふるえていた。先っぽのところはたまごが皮の中にぎゅうぎゅうに入っているのか、でこぼこになっていてひとまわりもふたまわりも先っぽだけおっきくなっていたんだ。そんなふうに形がかわるくらいメチャクチャなことをされたのに、けなげにたちあがるおチンチンは、いまだに白いおしっこを出していなかった。すごくきもちよかったのに、そのしょうこが出ていなかったんだ。
 タマタマのほうはというと、ビクビクときもちよくてふるえるおチンチンをよこめに、ずっと触手にもみくちゃにされてた。触手の動きにたわむタマタマは、おチンチンをいじられるときくらいきもちよく感じてしまう。
「きもちいいよぉ……」
 ぼくはひとことそういった。ふと生き物のほうをみると、ウンウンとうなずいたように見えたんだ……。
「よし、第一段階は終了だな。次の段階に行くまで経過観察だ」


 ぼくがユウカイされてから、もう一週間くらいたったかな。ぼくのおチンチンにたまごをうんだ生き物はもういない。あのあとからずっと、ぼくのおチンチンはおっきくなったままで、ずっとよだれをたらしっぱなしなんだ。タマタマはというと、触手にずっといじられっぱなしだったから、ふくろがのびきってダランとイスにたれ下がってた。きもちよさに喜んでるおチンチンの皮の中のたまごは、どんどん大きくなってるみたいで、たまごととなりあわせのおチンチンのあたまがぎゅっとおしつぶされてる。それがきもちいいんだけれど、ぼくは一週間たってもぜんぜん白いのを出していなかった。
「なんで、出ないの……?」
 一週間も白いのが出ないこの感じに、ぼくはやっぱり不安だった。もしかしたら、おチンチンも白いのを出したがっているのかもしれない。だから、こんなにもよだれをたらしてプルプルふるえているんじゃないのか、と。ごめんね、おチンチン。これはぼくじゃどうにもできないんだ。ぼくもきみと同じで、きもちよくなりたいんだよ……。ぼくはおチンチンをなぐさめるように、心のなかでつぶやいた。
 頭のなかでそんなことを考えていると、いつのまにかさいしょに会った白いふくのおじさんが立っていた。
「そんなに怖がることはないさ。精液が出ないのは薬の影響で、その効き目はおよそ1週間だ。今日の昼頃には切れると思うから、安心したまえ」
 おじさんはぼくにそう説明した。最初に会ったときとはちがい、はっきりとその言葉がききとれた。あともうすこしで、ぼくはちゃんときもちよくなれる。そう思うと自然とこころがおどった。よかったね、おチンチン。あともう少しできもちよくなれるよ。ぼくはまたこころのなかでそういいきかせた。するとおチンチンも喜んでいるんだろう、ピョンピョンと上下におどっているよ。
「君のペニス……そのおチンチンに産み付けられた卵は、精液を近くに感じると孵化するからね。その後は……まあ、実際に体験したほうが速いか」
 おじさんは、白いのが出せることに喜ぶぼくとおチンチンにまた説明とつづけた。きもちよくなれるのならなんだっていい、はやくしてほしい。ぼくはおじさんにそう言おうと思ったつかの間。
「小此木博士、時間です。観測室に戻ってください」
「ああ、分かった。じゃああとは楽しんでくれ。白滝沢くん」
 放送でおじさんはよばれたのか、すぐにめのまえからいなくなった。おじさんがいなくなったとわかった瞬間、ぼくのおチンチンに、つよいきもちよさがつたわってきて……

ドピューーーーツ!!ピュルッピュピュュビュユゥッ!!

 ぼくはびっくりして、目を丸くしながらおチンチンを見た。

 出してる。射精してる。おチンチンが、ぼくのたまごいりおチンチンが、やっとの思いでまっていた射精を、白いおしっこをはきだしてる。今までにないくらいのはやさでタマタマはおなかのほうに登っていき、なかのせーしが猛スピードでかけのぼりながら。いままでバケツにためていた水を一気にながすように、ぼくのあたまのなかにきもちよさの波がおしよせてくるのがわかった。うれしくてぼくは声にならない声を口からもらしてたんだ。
「はぁ……はぁ……」
 あれから射精は1分くらいつづいて、いま、やっととまったところだった。おチンチンはというと、きもちよさにまんぞくしたのか、ゆっくりとひくつきながら小さくなっていこうとしていた。タマタマももとの場所にもどって、みんなしあわせそうに見えたんだ。

 でも、それだけではおわらなかった。
「んぎぃぃぃぃぃぃっ!!!??」
 あまりにとつぜんのことで、ぼくはおたけびにもにた声を上げてしまった。おチンチンの先っぽのたまごが、いきなりウネウネとうごめきだしたのだ。
「あぁぁぁっ!! 産まれるっ!! 産まれるよぉっ!!」
 おじさんが説明したとおり、白いのを出したから、たまごが反応して産まれだしたんだ。おチンチンも突然のことで、なんだなんだとあわてるみたいにまたおっきくなっていった。すぐに痛いくらいにおっきくなって、ビクンビクンとふるえてさっきまでのおチンチンになる。おチンチンの皮の中でうごく産まれたての幼虫さんは、おチンチンのあたまをはいまわりながら皮の中から出てくる。
「出てるっ、出てるよぉっ!」
 おチンチンはその幼虫さんからのきもちよさをふりはらおうと、ぶるんぶるんと身をゆするけど、それもむなしく、幼虫さんは頭の部分にいすわったままだった。しかも、幼虫さんはただそこにずっといるだけじゃなく……
「わぁぁっ! 何? 何ッ!?」
 ちいさな幼虫さんは、一匹ずつゆっくりと、おチンチンの先っぽの、おしっこの穴の中にあたまをうずめてきたんだ。物なんて入れたことのないおチンチンの穴に、幼虫さんは次々と入ろうとおしあいへしあいしていた。
 おチンチンはそんなじょうたいに「!?」みたいなふうにおどろいているみたいで、びくびくとひくついていた。そして、最初にはいろうとしていた一匹が、おしっこの穴に体が入ったんだ。
ビュルゥゥゥッ!!ビュクンビュクン!!
「あぁぁぁんっ!!!」
 おチンチンの穴に入った幼虫さんのせいで、うまく精液はとびでなかったみたいだけど、すきまからふんすいみたいにおなかにまきちらしちゃったんだ。精液が出たあとのところに幼虫さんがあつまっては、精液をチロチロとなめとっていった。


 それからは産まれてはおしっこの穴に入っていく幼虫さんに、10回くらい白いのを出してしまった。おチンチンもくたくたになったみたいで、ぜんぶの幼虫さんが入ったすぐあとにだらりとタマタマの上にたれさがり、ひといきついているかんじだった。タマタマも、なんどもなんども白いのを出したせいで、赤くはれ上げってビクビクと、おチンチンと同じようにふるえていた。
 幼虫さんはおチンチンの中に入ってどうしようとしてるんだろう。全部入ってからあたまのなかが落ち着いてきたみたいで、じゅんすいなギモンとして幼虫さんのことについて考えた。