村からさらってきたヒトオスの”美味い部分”をねっとり堪能して喰いつぶす話

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 今日の餌は3匹連れてきちゃった。

 でっかい子と、 ちっちゃい子、 そしてまんまるに太ってる子。
 アタシの大好物、ニンゲンのオス。

 おひるねするのもちょっと飽きちゃったから、里に降りてところで見つけたんだよね。
 後ろから影に隠れてサッと連れて帰ることができちゃった。

 いいニオイもするし、肉付きも良さそうだし、柔らかそう。
 しかも、アタシの一番の “お気に入りの部分” が3本も手に入ったと思うと、特に楽しくなっちゃうね。

 ……。
 …………。
 ………………。

 んー。なんだろ。いつも思うけど、なんでそんなに叫ぶかなぁ。
 ちっちゃい子はでっかい子にしがみついて、すごくわめき散らかしてる。
 太ってる子も「カゲロウに見つかったらもう終わりだ」って言ってるし。

 カゲロウってなんだろうね。
 ニンゲン、みんな決まってアタシのことを見ながらこういう鳴き声を上げるけど、よくわかんないや。

 まぁでも、喰べ始めたらみんな同じなんだよね。
 必死になにかを叫んで、そして動かなくなって、最後はいつもおなかの中。
 その間の反応とかはすごく楽しませてくれるけど、それも一瞬だし。

 そういうなんかつまんないところをなくすように、なるべく動き続けられるようにしてるけど……。
 いつも長続きしないのが、ニンゲンのイヤなトコロかなぁ。

 でもオイシいからいいや! もちろん、肉残しなんてもったいないことはしないよ。
 ただでさえ今は腹ペコだし、骨の欠片までたっぷり味わうつもりだもん。

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 どうしよっかなぁ。どの子から喰べちゃおっかなぁ。
 ——ええい! おっきい子から喰べちゃお!

 え? どうしてこの子にしたかって? うーん、気分かな!
 なんかおいしそうだなって思った子から喰べるのすき!

 そういえば、ニンゲンの鳴き声だとこういう子は「オトナ」って呼び鳴くらしい。
 里のちっちゃいニンゲンがよくそう鳴いてたから覚えたんだ。
 逆に、ちっちゃいニンゲンは「コドモ」って言うんだって。

 そう考えると、今日の餌はオトナが2匹、コドモが1匹……なのかな?

 まーいいや。こんなこといちいち考えたこともなかったけど、いつも喰べてるニンゲンの種類ってイミだと、覚えてても損はないしね。

 ……さて、と。まずはジャマな皮を剥ぎ取るね。
 ニンゲンってなんでかわかんないけど、すっごく脆い皮でカラダを包んでるんだよね。
 アタシがちょっとカゲを染み込ませて、裏から引っ張れば弾け飛ぶのに。

 あはっ! そうそう!
 ニンゲンって、皮を奪われると決まってこういうカオをするんだよねぇ!

 あぁ、面白いなぁ……アタシのカラダはカゲさえあればどこでも入り込めるから、こんな皮なんて裏に入っちゃえばすぐボロボロにできるんだよ? ふっふっふ……

 んー。
 なんか、「コドモ」が震えながら「オトナ」にすり寄ってんな。

 ……「パパニテヲダサナイデ」ってどういうイミ?
 ニンゲンのコトバはよくわかんないのが多いなぁ。
 とりあえずジャマだから、ちょっと横で待っててくれないかなぁ……。

 ——なぁ、一回黙れよ。気が散るからさ。

 っていう感じで、アタシはちっちゃい子を睨んでみれば、「ひっ」って叫んで離れてくれた。
 そうそう、それでいいんだよー。
 あとでゆっくりキミも喰べてあげるから、今はそこで大人しくしててね。

 で、皮を剥がされたニンゲンは、決まってこうするんだよね。
 「足と足の間をやたら手で隠す」っていう。

 アタシが喰べようとしてるんだから、わざわざ隠す必要なんてないんじゃない?

 って思うんだけど、どうもニンゲンにとって、ここはどうしても大事なものらしい。
 ま、アタシの腕力にかかれば、こんなジャマな手なんて、カンタンに引き剥がせちゃうんだけどさ。
 ニンゲンの細い細ぉーい腕なんて、指で弾いただけでベキベキに折れちゃうんだもん。

 そうして出てくるのはアタシの大好物——ニンゲンのおチンチンなの。
 ニンゲンにとって命の次くらいに守りたいものが、こんなツタみたいに細長くて、キノコに似てる出っ張り。なんだかそういうところがチグハグしてて思わず口の端を上に持ち上げちゃう。

 しかも、みんな決まってコレを「おチンチン」とか「チンポ」とか、ヘンな鳴き声で呼んでるんだもん。だから、アタシまで覚えちゃった。

 ……けどこの「おチンチン」って、ニンゲンの肉の中では、とびきりオイシい部分なんだよね。
 カンタンには喰いちぎれない、しっかりした噛み応えに、血の気の多い肉質。
 そして独特のしょっぱさと青臭さが染み込んでて、ちょっとペロペロすると白い垂れ汁とか、黄色い水とかをいっぱい噴き出したり。
 ふくらんだりしぼんだり威嚇したり逃げたがったり、ニンゲンと同じくらい忙しいところとかも、ニンゲンが足の間で隠して育ててる特別ヘンな生き物なのかなぁ。

 んーー……まぁ、そんなことはどーでもいいや!
 ともかく、それがまとまって3本も手に入ったのは、今日の一番の収穫だってことは変わりないし。

 それで、このニンゲンのおチンチンはどうなのかっていうと……わっ!
 思ったよりもかなりおっきいかも!

 アタシの手のひらの肉球2つ分くらいはある……もしかしたらコレは当たりかも。
 この前連れてきたニンゲンみたいに、おっきい子だったのに、おチンチンだけ豆みたいな大きさ、ってコトもなくて安心したぁ……。

 どっちもオイシく喰べちゃうけど、できればおチンチンは棒みたいに立派な子のほうが大好きだからね。

 ……んー、んー?
 ねーえ、ニンゲン。おチンチン、なんかブラブラしてるだけなんだけど。
 ねえってば、おチンチン、もっとおっきくして威嚇させてよ。

 ブラブラ状態でもこの大きさなら、上向かせたらもっとおっきいんじゃないの?
 おチンチンがアタシにアタマを向けて立ち向かおうとするの、アタシ見たいんだけど?
 アタシはその時のおチンチンを喰べたいんだけど?

 はぁ、ダメかぁ。おチンチン、ニンゲンとおんなじで怯えすぎて元気がでないみたい。
 なんで? アタシが喰べるだけなのに、そんなに怖がること?

 大事なおチンチンをかばおうとして両手を動かしてるけど、抑えられてるからなにもできないよ?
 

 あー、うーん。しょうがないなぁ。
 こうなってても、アタシのオッパイを使えばすぐにおチンチンは威嚇するんだよね。

 ニンゲンはアタシのオッパイをこーやって揺らすとすぐじっと見つめてくるし、おチンチンもオッパイに向かってなんか言おうとし始めるし。
 ニンゲンのメスにぶら下がってるのもコレと同じヤツだけど、アレもおチンチンを怒らせるためのものだったってことなのかな?

 ほーら、おチンチン。キミのことを挑発するオッパイだぞー。
 こうやって、両手で掴んで持ち上げて、ムニュムニュと寄せたり離したりして……。

 チクビをもってプルンプルンさせたりとか。
 ココは特にニンゲンが目を離さない部分だから面白いよね。

 ……お。やった!
 おチンチンがムックムック上を向いた!

 やっぱこの子も他のニンゲンと同じで、オッパイが気になるんだねぇ。
 おチンチン、みるみるうちに真上を向いちゃった。思った通り、すっごくおっきい♡
 ブラブラの時よりもずーっと喰べごたえがあって、しっかりしてて……あぁっ!
 アタシとしたことが、ヨダレがとまんない……♡

 んあぁもうダメ無理、ガマンできないよ!
 ——なんて思う間さえないままに、アタシは気づいたら、既におチンチンを口に含んでいた。

 あぁ……青臭くて塩臭い……この独特の感じ、さいっこぉ……♡
 おチンチンはやっぱこの生臭さがミソなんだよねぇ……♡♡
 皮部分は舐めるだけでピリピリするし、レロレロすればするほど、先っぽの穴からもっと青臭いヌメヌメ汁が溢れてくるのが本当に病みつきになっちゃう。

 うん、やっぱアタシ、ニンゲンのおチンチン、大好き!

 舐めてフヤケてきたのかな、皮がぬじょぬじょやわらかになってきてる。
 ちょっと舌でぐるっと一周させて……そのままきゅるんって、おチンチンの皮を剥いちゃう。
 そーすると……

 ん~へぁっ♡

 あはぁ……♡ 出てきた出てきたぁ♡
 おチンチンのアタマの全体が♡

 ピーンって上向きになったアタマが、野イチゴみたいに真っ赤に腫れ上がって膨らんでる。
 アタシのヨダレと、おチンチンの苦汁でベチョベチョしてる様子に思わず見とれてしまうよ~♡

 おチンチンの飼い主で、じっと目から水を溢してるニンゲンにも見せつけるように、舌を巻き付けて揺らしてみたりすると、ぴゅう、ぴゅっ、って、目だけじゃなくて、おチンチンからもどんどん汁が出てくる。
 あはははっ……やっぱ、おチンチンもニンゲンも、どっちもこういうヘンなところがいっぱいで好きだなぁ♡

 そして、おチンチンの様子を見せつけたあとに、アタシはまたぱくっと加えこんでー……今度はおチンチンのアタマに、牙をちょっと当ててみる。

 ——ビクッ!? ビクゥッ! ビクンッッ!!

 んへっ……牙が当たると、おチンチンといっしょに、ニンゲンも腰がビクンビクンしてるねぇ。
 ——でもまだまだだよ~。こんなタイミングで喰べちゃうなんて、つまんないもん。
 一番オイシいトコロをいきなり丸っとおなかに収めても、ニンゲンはすーぐ動かなくなっちゃうし。

 だから、牙の鋭い部分で、おチンチンのアタマとか幹とか、背中の血管を撫でてみたりとか、おチンチンが苦汁を吐いてる先っぽの口とかに舌をねじ込んでみたりとか。
 余す所なく、おチンチンの味見をし続けてみるの。

 おチンチンが口の中で必死にもがくのが、なんだかかわいいかも。
 かわいいのは好きだなぁ。だって、かわいいと喰べる時、なんだかゾクゾクしちゃうし。

 こうやって、おチンチンで遊んでる時も、アタシの視線はニンゲンも見つめてる。
 最初みたいな怯えた目みたいなのは、もう今はあんまりしてなくて、なんかぐったり諦めたような、アタシの舌使いに身を任せてるような表情をしてた。

 もしかしたら助かるかも、おチンチンを気持ちよくしてくれるだけなのかも——多分そう考えてそうな感じ、なのかなあ。油断してるときのニンゲンのカオも、もう何回も何回も見たから覚えちゃったなー。

 そして、このままアタシはおチンチンから出てくるものをどんどん期待しながら、一気に喉奥まで吸ってみたり、舌で何度もビンタしてみたりとからかってみたりする。

 ちゅぷっ。ぐっちゅっ。むぢゅるるる……♡
 ぎゅぷっ、ぶぴゅっ♡ ちゅぐぐっ♡

 ——びくんっ♡ びくっ♡

 既にもう限界いっぱいだったおチンチンは、舌が当たるたびに、ぶるん、ぶるんって跳ね上がって……♡

 あっ♡

 ——びゅっ……びゅるっ♡ どびゅっ♡ びゅぅーーーっ♡♡♡♡

 にへぁ♡ 出た出たぁ♡

 おチンチンが盛大に跳ね上がって、アタシの上顎をちっちゃなアタマでバチバチ殴りながら、まっしろなゲロを、ぶぴぶぴぶぴぃ~~……って吐いてくる♡
 アタシが待ち望んでたものが、ようやく口に溢れてくれたのが嬉しい……♡

 このほろ苦くて熱い、ネバついたホワイトソースはいつも吐かせるのに苦労するから、これが出せた時ほど嬉しいことはないんだよねぇ。

 口の中で大暴れし続けるおチンチンと同じように、ニンゲンのほうも、全身がガチガチに強張って息が荒くなってる。

 ニンゲンのこの状態って苦しんでるのか楽しんでるのかなんかはよく分からない。
 けど、最終的には大人しくなるあたり、たぶんイヤじゃないのかなぁ。

 ……お? 吐き終えたみたい。

 んぇあ……♡

 アタシは大人しくなったおチンチンを、ニンゲンのおなか側に向けて、ころりと倒すように口から解放してあげる。
 白いのを出したと同時に喰べるのもたまにやったりするし、普段ならあんまり遊ばず喰べちゃったりとかも少なくないけど……。

 なんだろうなぁ……♡
 今日の餌たちは、どうにも妙にいじめたくなる顔ぶればっかで。
 シンプル喰いはやっぱつまんないや!

 だから、アタシはニンゲンが見てる前で、おチンチンが一生懸命吐いたものを見せつけ、そのままおチンチンにドロドロ~♡ ペッペッ♡ ってまぶしてみたりするの。

 あはぁっ……♡

 おチンチン、すっかり真っ白どろぐちゃに仕上がってて、とってもおいしそうな状態だぁ……♡
 ニンゲンのほうも、もう怖がったりしてないみたいな感じだし、おチンチンももうアタシに抵抗しようって気もないみたい。

 さて。もう十分楽しんだかなー。
 さすがに、これ以上おチンチンもくったりさせると、オイシさがなくなっちゃうかもしれないし。
 もともとデカかったコレを、みすみすしぼませてから喰べるなんてつまらないことはしたくないしね。

 ——だから、アタシはおチンチンに残りの白いのとヨダレを垂らしたあと、

 おチンチンも最後の一滴をペッってしたのを見届けながら……
 ……その根本に思いっきり噛みついた。

「ああああああああああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 わぁぁ……! おチンチンにかぶりついただけで大騒ぎしすぎだってば!
 すっご、暴れないでよー! 喰べにくいから……!

 しずかにしろー!

 ……よし、これなら大丈夫。
 アタシのおっきな腕で、両肩を軽く引っ張って骨を外したから、もう動けないはず。

 ぐぐっと顎をさらに力を込めてみる。
 鋭い牙がおチン肉に深く突き刺さると、中の管を貫いたみたい。
 コポコポと泡を吹くように先っぽから血が噴き上がっちゃった。

 白いゲロをびゅーびゅー吐いたり、かと思えば今度は血を溢したり……。
 なんだか、おチンチンって落ち着くってことを知らない子なんだなぁって思っちゃう。

 おチンチンを更にねじって向きを変えさせてみると、「タスケテ」「イタイ」「ヤダ」——よく聞く鳴き声がいっぱい聞こえてくる。この鳴き声が出てるときは、一番喰が進むんだよねぇ……♡ 

 さてさて、ニンゲンの鳴き声はともかく。

 アタシはぐいっと口を持ち上げてみる。そうすると、口からはみ出たおチンチンのアタマが下を向く。
 血で真っ赤に濡れちゃった柔らかいアタマが、縮んでいくたびに皮の中に隠れていくのも見える。

 下の方に2つ仲良くぶら下がってるキンタマが、袋がやぶけてこぼれ落ちてる。
 あっ……そっか、これもまとめて喰べちゃえばよかったなぁ。ちょっと惜しいことしちゃった。

 なーんて思いながら、そのままアタシのアタマをねじる。
 すると、ニンゲンは「ほぎょ!?」というヘンな鳴き声と一緒に、おチンチンと離れ離れになった。

 断面から、おチンチンのカラダに残った血の匂いが口いっぱいに流れ込んでくる。
 それが鼻まで香ってくると、今アタシはおチンチンを喰べてるぅ、って実感が湧くんだよね……♡

 この時、アタシはおチンチンを根本からバツバツと噛み潰していきながら考えてた。

 なんでニンゲンのオスって、こんなオイシい部分を、あんな薄皮で守った気になれるんだろうって。

 ……いやあ、考えてもわかんないんだけどね。
 皮剥ぎされて、おチンチンが無防備になって焦るくらいなら、もっと大事にしまっときゃいいだけなのにな。

 そもそも、ニンゲンのメスにも似たものはあるけど、こんなに大きくないし、もっとちゃんとフタみたいに閉じたところに収まってるんだから、おチンチンもそんなトコロに逃げればいいのに。
 まあ、どこに逃げたとしても、アタシはほじくり返して喰べちゃうんだけどね♡

 なんて考えていると、あとひと噛みで、おチンチンは完全に原型がなくなるくらいに潰れたみたい。
 舌の上で、短くなっちまったおチンチンのアタマを転がして、ニンゲンに見せつけてみる。

 って、もうほとんど聞いてない。
 あんなに大事にしてたおチンチンなはずなのに、喰べられちゃったら動かなくなるなんて。
 ニンゲンってこうなるといつも、おチンチンを大事にしてるのかしてないのか、わかんなくなちゃう。

 結局、やっぱつまんないなーって思いながら、アタシはおチンチンのアタマまで噛み潰した。

 ぐっちゃ、ぐっちゃ、ぐっちゃ。
 ぐっちゅ、ずっちゅ、ぐっぎゅ。

 ごくっ。

 けふっ……。

 ふぅ、オイシかったぁ♡ うんうん、やっぱコレだよね♡
 おチンチンの一番の味わい方ってのはさ~……♡

 なにせ、アタシの顎は、ヒグマの骨すら一発で噛み砕くくらい力があるんだもん。

 そんな顎に対して、骨よりも柔らかくてヒョロヒョロの、肉の棒切れみたいなおチンチンなんかが、当然勝てるワケもない。
 勝てるわけがない、って分かってる相手だからこそ、じっくりしっかり楽しんで喰べるのがサイコーなんだよね。

 こうやってぐちゃぐちゃにされて、あっさりアタシに餐まれちゃうおチンチンの情けなさってのも、アタシにとってはいいスパイスになるの。

 アタシが油断したせいでこぼれ落ちたキンタマたちも、手で拾い上げて口に含む。
 この部分は特に、おチンチンよりも目立たない場所にあって、あんまり最初に喰べたりはしないんだけど……ココもアタシは好きなんだよねぇ。

 まずは1個を咥え込んで、噛み潰すと「げひぁ……」という気の抜けた声と共に、キンタマが潰れる。

 お? よかった、まったく動かなくなったわけじゃなかったみたい!
 ヘンな声が出るのも、糸みたいなのでつながったまま噛み潰したからかな。
 おかげでまだ動くのが分かって、アタシはちょっと嬉しかった。

 さて、もう1個のキンタマは、片方を噛んでぐちゃぐちゃに味わい切るまでテキトーに振り回した。
 ブンブンって空気を切ってる音がするし、肉の糸がすごい勢いで伸びて周りに血が飛び散っていく。

 ——ブチッ。

 あっ……。

 もー、あんまりにも早く回しすぎたからか、糸がちぎれて上に思いっきり吹っ飛んじゃったよ。
 キンタマって思ったほど耐久力がないんだねぇ。
 オイシいのは変わんないけど、退屈しのぎにはあんまり使えないなぁ。

 ——はむっ。ぐっちゅり♡

 ふう、危ない危ない……そのまま地面に叩きつけちゃって潰れたら、中身が溢れて喰べにくくなっちゃう。だから、落ちてくるタイミングを見て、バクっと一口たいらげる。

 キンタマって、なんだかまろやかな肉質とフヤケたヒモの塊みたいな喰感が独特で好きなんだよね。
 おチンチンよりも量が少ないのが欠点だけど、2個あるからオヤツにはなるかなぁ。

 ……さて、と。
 もうまったく動かなくなっちゃったニンゲンだけど、そのまま捨て置くつもりはもちろんない。
 まだまだ喰べられそうな部分はいっぱいあるからね。

 おしりの肉とか、カラダの中のいろんな肉とか、脳ミソとか、骨もそう。
 ニンゲンで喰べられない部分は、アタシにとってはどこにもないの。

 だから、アタシは両手や尻尾を口化させて、残りの肉を貪り喰った。

──── 2 ────

 ふう、最初のニンゲンはもう全部喰べちゃった。
 けど、まだまだアタシは腹ペコなの。そして、都合のいいことに、今日の餌はあと2匹もいる。

 次はどの子にしちゃおっかなぁ……うーん、そうだなぁ。

 ——よし、じゃあ次はこのちっちゃい「コドモ」にしちゃお!

 うーん、なんだか、さっきのニンゲンを喰べたときに、それを見て動けなくなったみたいだ。
 まったく動かないわけじゃないし、息もしてるみたいだから大丈夫なはずだけどね。

 とりあえず、ちっちゃな手をアタシは握る。
 まだヘンな潰し方とかはしないよ。
 アタシの肉球はやわらかいし、潰そうとしなきゃ潰さないからね。

 腕を引っ張ると、そのままバランスを崩して、そのニンゲンはアタシの下に倒れ込んじゃう。
 アタシのオッパイが、ニンゲンのカオに当たる位置取りになった。

 うん、このポジション、悪くないかも。
 ニンゲンはオッパイでカオを抑えられてるから動けないし。
 アタシは丁度いい距離でおチンチンと遊べるもん。

 アタシはバリバリっと、最初のニンゲンみたいに皮を剥いで、おチンチンとご対面した。

 ——ぷるんっ♡

 おっ、あー、うん。 だよなぁ、って気になっちゃった。
 そうだよねぇ、やっぱり、「コドモ」のおチンチンはちっちゃい……。
 ニンゲンのメスのおチンチンよりちょっと大きいくらいだけど、欲しいサイズじゃないなぁ。

 しかも、最初のニンゲンと違って、先っぽまで皮が被っててよりヒョロそうに見えるし。
 キンタマなんか、中身がちゃんと入ってるのかも微妙かもしれない。

 うーん、これはハズレかなぁ。でも今さら里に帰すなんて、そんなのはもったいないし。
 かと言って、楽しむつもりもないまま喰べ散らかすのも面白くない……。

 なんて考えてると、ニンゲンの抵抗の手が、アタシのチクビを握りつけてくる。
 息も荒くなってるし、このニンゲンもオッパイが好きなのかなぁ……?

 あれ? あっ!
 おチンチン、ビクビクって跳ねてる!
 ちっちゃい割に、ちゃんとしっかり威嚇はできるんだ……♡

 アタマまで相変わらず皮被りだけど、しっかりアタシのカオに向かって吠えようとしてる点は、さっきのニンゲンに引けを取らない良い挑発だと思ったなぁ~♡

 ふーむ、ちゃんとおチンチンもおチンチンらしく喰べられたがれるんなら、やっぱちゃんと向き合わないとつまんないし。
 ……そうだ。良いコト思いついちゃった!

 アタシはニンゲンを岩壁に押し付けてしゃがませたあと、そのままおっきなオッパイをおチンチンに押し付けてみる。このオッパイはニンゲンのメスと同じ見た目をしてるけど、アタシだからできる使い方があるんだよね。

 アタシが両手に押されたオッパイが、グニッと形を変えておチンチンを押し倒す。
 そのままチクビを指で寄せながら、皮でよれたくしゃくしゃしてるおチンチンの先端を突いてみる。

 ——ビックンッ♡ ピクピクぅッ♡

「ひあぁっ……や、やぁ……」

 あっ、よかった~! 意外とニンゲンも元気そうで一安心だね。
 さっきみたいになんも反応してくれないのはアタシとしてもつまんないもん。

 おチンチンを何度も何度もチクビでどつくと、ちっちゃくてヒョロいおチンチンが逃げ回るようにおなかを転がっていく。
 サイズ感からしてもまるでイモムシみたいな感じというか、やっぱ弱っちい感じが勝っちゃうなぁ……。

 でも、この子もニンゲンだったら、たぶんオッパイの挑発でおチンチンは威嚇してくれるはず。

 アタシはなるべく、ちっちゃなおチンチンが元気に威嚇できるようにサポートしつつ、右手の指先をニンゲンのうしろの穴にぐいっと押し付けた。

 ぐにぃ、っと指に吸い付くように形を変える穴。ニンゲンが一生懸命「ヤメテ」「ユルシテ」って鳴き声を上げてるけど、もう慣れちゃってるから無視無~視っと!

 ニンゲンはこの穴から「ウンコ」っていうのをするらしいけど、アタシにはそれがなんなのかはわからない。この穴が本当は何のためにあるのかも知らないけど、カラダの中の肉を直接喰べられるのは、ココからが一番ラクだったりするんだよね。

 そうしてるうちに、ある程度穴がゆるくなった……かなぁ?
 ちょっと力を込めて、一気に指先を奥に突っ込んでみる。

 すると、ブチッ、という音と、「ぎゃっ」という鳴き声が上がって、うしろの穴は血を溢してゆるくなっちゃった。
 慎重にやっても一気にやっても変わらず「ブチッ」って言うなら、あんまり気遣いしなくていいかもしれないなぁ。ニンゲンもそんなに元気がなくなってる様子もないし。

 さて……指先が全部入ったトコロで、っと。その指先に、アタシはぐっと力を込める。
 すると、指先がグニグニと伸び始め、穴の中でモゾモゾと動きながら太く変化していく。

 あぁ……少しずつ、中の味が分かってくる……。
 いい具合に指が触手化して、ニンゲンのカラダの奥の苦くて酸っぱい味わいに酔いしれちゃう。

 そして、触手指に変化したその先端部が四つ叉に分かれて、中を喰べるための口が仕上がれば、準備完了……♡
 これからするコトを想像して、アタシまで少しばかりゾクゾクしてくるなぁ。

 ニンゲンのほうは、カラダの中で指が作り変えられたのがヘンなのか、ゲェゲェとしたヘンな鳴き声に変わってきちゃってるけど……。

 アタシは変わらず、オッパイでおチンチンを応援しながら、指先を動かして、中の肉壁をツンツンと突っついてみる。
 確か、かなり前に喰べた時のニンゲンは——同じように指を穴に突っ込んで、おチンチンの方向に動かした時、すごい鳴き声を上げながら、一瞬で白いゲロを吐いたっけ。

 その時のおチンチンは、今まで見たことないくらい膨らんでたのに、勢いがなくてドロッドロと溢れた感じだったんだよね。

 ああいうのをもう一度見たくて、ちょっとだけ壁を指で押し付けてみる。

 ——ビクン!♡ ビクビクっ、プルプルプル……トクン、トクン……。

 おっ……♡ おチンチンが指に合わせて、ピンピンって震えてる!
 オッパイを押し返す力がちょっと強まったみたい。
 ちっちゃくて弱っちそうだったけど、こうすればおチンチンも強い力を出せるってことかぁ……。

 ちょっとだけ面白い発見かも。

 ……でも、やっぱりどれだけ押し付けても、このおチンチンは一向に白いのを吐いてくれない。
 それどころか、花の蕾みたいにしおれた口先がちょっとドロっとするだけで、全然変わった動きもないし。ニンゲンの方は、ずっと目から雫をチョロチョロ溢して震えてばっかりだし。

 うーん……やっぱり、「コドモ」のおチンチンは全然楽しくないなぁ。
 フツーに遊んでてもつまんないし、何しても微妙な反応しか返してくれない。

 あー、うん。
 ダメだね、もういっか。

 中から全部喰べちゃおっと。

 アタシは、穴の奥の指を壁に向け、そこにできた口を思いっきり肉に喰らいつかせた。

 ニンゲンの悲鳴ももう興味がないし、こんなどうでもいい肉クズに気遣いでオッパイを押し付け続けさせられたのが、なんだか妙にイライラしちゃったから、このニンゲンはなるべく最大限弄んで喰べちゃいたいところだね。

 中の肉を次々喰っていくと、ニンゲンはハギャハギャとした、全然まとまりのない鳴き声と血を口から吐き出した。あんまりヘンには傷つけず喰べてるつもりなんだけどなぁ。

 ひょろ長い肉や血生臭さの強い肉を経由したあと、アタシの指は次第にニンゲンの下半身を喰らい進んで、おチンチンが生えているあたりへと接近する。このあたりについては、中の構造もなんとなくわかるんだよねぇ。
 だから手始めにアタシは、水がたくさん溜まってる肉に思いっきり指を噛みつかせて、その中に侵入させてみる。

「がぁぁぁっ、や、あ、へあぁぁっ……!!」

 ——ちょろろっ、ちょぽちょぽぽぽしゅいっ、しゅいぃぃぃ~~~~……!

 うるさいなぁ。おチンチンが面白くないくせに、鳴き声だけは甲高くて鬱陶しい。
 って思ってると、いつの間にかしぼみきったおチンチンの皮の間から、黄色い水がニンゲンのカオに向かって吹き上がっていく。

 おチンチンはあまりにも縮こまりすぎて逆に真上を向いてたみたいだから、その放物線の動きがちょっとおもしろかったかも。今さら楽しませようとするのは逆によくないんだけどね。
 次第にその水も赤くなっていって、勢いもなくなって、最終的には真っ赤な血しか吐かなくなっちゃった。おチンチンの吐血は今日で2回目かなぁ。多分、中のお肉をほじくり倒したからかもしれない。

 そして、おチンチンが自分を真っ赤に染め上げてるのだけ、ちょっと楽しんだあとは、そのまま中を喰べてキンタマ袋へ到達。
 うーん。中からだとはっきり分かったけど、キンタマもやっぱちっちゃいなぁ。身も詰まってなさそうだし、完全に喰べるタイミングじゃないキンタマ……って感じかも。

 まぁいいや。だとしてもあるものはちゃんと喰べないとね!

 ——ゴリュッ、ブチッ、ミチミチ、ギチュリ。

 指の口が、キンタマの糸を手繰り寄せて袋の中に入り込むと、そのまま右側に喰らいついてねじり倒した。こんなにも弱々しいキンタマが、アタシの捕喰指に勝てるわけもないから、当然なすすべもなく餌食になっちゃったね。

 外から見ても真っ黒に腫れ上がった袋の中で、左側も同じように組み付く。今度は、指が巻き付くようにキンタマを締め上げると、そのまま潰して貪っていく。

 まあ、結局はアタシの大好きな部位なわけだし、激マズっていうわけでもないから全然オイシいのはそう。けどやっぱ物足りないんだよね……うーん。まあいっか。

 アタシはそのまま、血で膨れた袋を泳ぎ進んで、弾力のある “根っこ” のほうへと指を向かわせた。

 このちっちゃくて何の楽しみも与えてくれなかったおチンチンは、ただ喰べるんじゃやっぱ納得できない。だから、アタシは見栄えよく喰べることにした。

 おチンチンの周りの肉を、全体的に牙で削りながら、グリグリとおチンチンの基礎部分を喰べていく。
 そうすると、周辺の皮が薄くなって、アタシの指が少しずつ見えてくる。

 そう、こうすることで——アタシの捕喰指の中心に、おチンチンが据えられることになるってワケ。

 ココまで来れば、あとは思いっきり指を上に向けて伸ばすだけ!

 ——グリグリ、ゴリュッ、ブチチチィ!! ブッツッッ!!

 四つ叉の指の中心点で、小さなおチンチンが咥えこまれている。
 根っこはもうない。今、このおチンチンを支えているのはアタシの指だもん。

 それをニンゲンの前に持っていって、反応を見てみたかった……けど、ずっと浅い息しかしてないニンゲンは、やっぱり、自分の大事なおチンチンがどうなっても良いみたいで、じっと見るくらいしかしなかった。
 ホントに大事なら、手を伸ばして奪い取ろうとすればいいのにね。

 だから、アタシはそのまま口を閉じて、持ち主から見捨てられたおチンチンを味わいながら見届けた。
 可哀想に……せっかくお別れの挨拶をしたのに、何も言ってもらえないままアタシのおなかの中に消えちゃったね。

 でも、まあしょうがないよねぇ。ニンゲンって、決まってみんな動かなくなるもん。
 ……やっぱり、ちっちゃいニンゲンは喰べるのはやめよう。

 今回はちょっとだけ期待したんだけどなぁ……。

──── 3 ────

 あとは残る1匹かぁ。喰べてるとあっという間だったなぁ。
 「コドモ」は思った通りの期待外れだったけど、今度はまた「オトナ」だし、多分大丈夫なハズだよね。

 最初の2匹みたいに皮を剥いで、アタシはおチンチンを確かめる。
 いちいち手間取るのもイヤだし、ニンゲンの反応はもうどうでも良かった。

 ……お? おおお?
 これは——太い、太くておっきいおチンチンだぁ……♡♡!!!

 皮を取り去って出てきたおチンチンは、そのニンゲンのおなかの窪みを飛び越すくらいのサイズだった。
 しかもまんまるなカラダをしてて、肉付きも十分なほど!

 これは期待大かもしれないね。今まで喰べたおチンチンで、一番の大きさかも♡

 ニンゲンはもう震えて動きそうにないし、ブラブラ状態のおチンチンを手で掴んで握ってみる。
 ちっちゃいニンゲンの時と同じで、先まで皮被りではあるんだけど……そもそもその皮自体がすんごく分厚い。分厚くって、しかも柔らかい。

 もう、それだけでアタシ好みを突き抜けてるのに、おチンチン自体の長さも太さも、アタシの手からこぼれ落ちるくらいなんだもん。

 しかも、その下のキンタマまで、おチンチンに引けを取らないくらいのサイズで弾力も十分……うん、もうダメ。こんなのを前にして、アタシの喰欲が抑えられるわけがないよ!

 ——だから、気がつけばアタシはおチンチンを、アタシの足の間に押し付けていた。
 まだブラブラだけど、それでも構わなかった。こんな大きさのおチンチン、ただの口で喰べるなんて、もったいなさ過ぎるもの。

 だから、普段は絶対使わない口……おまたの口で喰べることにした。

 ぐい、ぐいっと足ではさんで、腰を前へ後ろへとくねらしてみる。
 アタシの尻尾が自然に揺れて、自分がどれだけ期待してるのかがなんとなく分かってしまった。

 そう、アタシは久しぶりに高揚してたんだね。
 そりゃそうだよ、だって、このおチンチン……最ッ高♡ なんだもん♡

 そうしてるうちに、おチンチンのほうもどんどんおっきく威嚇していく。
 思った以上に乗り気なおチンチンで、アタシはさらに気持ちが上がっていった。

 ヌチヌチと、水気のある音が響く。アタシの下のヨダレが止まらなくなってる♡
 おチンチンのほうも、既に皮からトプトプとヌメヌメ汁を吐いてて仕上がってきたみたい。

 ニンゲンも悪い感じがしない。肉を揺らして、アタシのおまたに向けて腰を動かしてる。
 こんなにもおチンチンを喰べるのに協力的なニンゲンもまた珍しいんだよね……♡

 あぁっ、このニンゲン、アタシが喰べたいもの、全部持ってるってことじゃない!

 はぁ……はぁっ、さて、もうおチンチンも「いつでも喰べていいよ!」って期待してくれてるし、アタシも待ち切れない。このままゆっくり——いや、もう一気に腰を下ろしちゃおう♡♡

 ——バチュン!♡

 あぁっ! オイっっっっシ~~~~~~い……!!!♡♡
 な、なにこのおチンチン、オイシすぎるよぉ!♡♡♡
 厚ぼったい皮が剥けたと思ったら、アタシの中舌に、すっごく濃い味が押し付けられちゃってる……♡

 それだけじゃない、幹も、根本も、アタマも全部、ぜんぶがオイシすぎてたまんない……!
 やわらかいのにゴツゴツしたところもあって、口馴染みがあまりにも良すぎて、最高としか言えないよほぉっ……♡

 ——パチュ!♡ パチュ!♡ パチュ!♡ パチュ!♡ パチュンっ!♡

 やっ、やぁっ……口を締めて腰を動かすだけで、おチンチンの口からも味が染み出してくるっ♡
 苦味も酸味も全部アタシの大好きな味一直線っ、こんなおチンチン初めてだよ、ぐっ、はぁっ……♡
 ここまでのもの、喰べるのすらもったいない、もったいない……って、思っちゃう、うぅっ♡

 アタシの中で、いつでもかじり取れるし、喰い散らかせるのに……っ!
 こんなにオイシいおチンチン、今すぐにでも皮を裂いて、アタマを潰して、中の管をズタズタにして、キンタマも噛み潰して中のヒモも吸い飲んでしまいたいのに……っ!♡

 そんなことしなくても、十分っ、オイシすぎる——♡♡♡♡♡♡♡♡

 ——ビクッ、ビクゥッ♡ ビクビクッ♡♡

 ピュッ、ピュルッ!!♡♡♡

 あっ、まっ、待って……♡ お、おチンチン、もしかして、白いの出す? 出すのっ?♡

——ピュルルッ♡ ドピュッ♡ ビュルルル♡♡ ビュククッドクドクッ♡♡♡ ゴプップピュルルルルル~~~~~ッッッッ♡♡♡♡

 で、出たっ♡♡♡ 出てる、苦いぃっ♡♡♡♡ 青臭いっ、ニンゲンのオスの臭さがすごひい~~~っっ♡♡♡♡
 け、けどっ、すっごくオイシい~~~~~!!!!♡♡♡♡♡♡♡

 これっ、これだよぉっ♡♡ これをずっと飲みたかったっ♡♡♡
 アタシの口の中、全部おチンチンの大好きで溢れてるっ♡♡
 おチンチンが大好きで大好きで、ずっとこの味が楽しめれば最高なのにって♡♡
 せつなくてっ、くやしくてっ♡♡ とまんないよぉ……♡♡♡

 あぁぁぁぁっ、はぁぁっ、はあーーーぁぁぁぁーーー……♡♡♡♡
 ふぅぅっ、ふーーーっ……♡♡♡

 ………………♡♡♡♡
 …………♡♡
 ……♡

 ……白いの、吐き終わったかな。
 ふぅ。オイシかった。

 このおチンチン、あまりにもあんまりだから、アタシまで取り乱しちゃったわ。

 ニンゲンのほうも、もうすっかりぐったりしてる。
 でも、動かなくなるような感じじゃなくて、おチンチンから白いのを出してスッキリした感じみたい。

 当のおチンチンは、まだアタシの中でちょっとだけ汁を吐きながら、縮み始めてる。
 はぁー……うん。本当に最高だったよ、キミってばね。

 アタシをこれほどまでに満足させるおチンチンは、そうそうないかもしれない。
 できるなら、ニンゲンからそのまま切り離して、そのまま飼ってもいいくらいのおチンチンだった。
 毎日寝床に置いておいて、思い出した時に口に咥えて、白いのを出してもらう……。
 それができれば、きっと昼寝のときも退屈しなくて済むだろうなぁって。

 ……けど、ここまでしてくれたからには、最後までアタシは礼儀を果たさなきゃね。
 アタシを楽しませてくれたおチンチンくん、ほんっとうに、ありがとうね。
 そして……いただきまーす……♡

 ——ギチギチッ。キリキリッ、ブチッ。

「ひぎぇあぁっ——!?」

 おチンチンの分厚い皮を、アタシの中の無数の牙が何本も突っつく。
 皮は柔らかいから弾力よく跳ね返すけど、力を込めればカンタンに破けちゃう。

 あと少し力を加えて、そのまま貫き通す。
 中の幹にたどり着く前に、アタシは牙を口奥に動かして……まずは皮を思いっきり楽しんでみる。

 ——グッチュ、ズッチュ、ギッチュ……。

 あぁ、オイシい。やっぱり、長年おチンチンが吐くいろんな汁を吸ってきただろう皮は、厚ければ厚いほどオイシさがますねぇ。
 あふれる血もまぶして、舌で転がすとたまんなく肉汁が溢れてくる。

 皮を堪能して飲み込み、その後は丸裸になっちゃったおチンチンを舌で撫でながら、滲んでる血の味も楽しんでみる。
 まとわりついていた管もちぎれたからか、もうおチンチンは全身から血を噴き出してる状態だったし、直後に黄色い水をおチンチンは吐き出してくれた。どこまでもアタシ思いのおチンチンで、正直とっても嬉しくてしょうがない。

 チョロチョロ……と、水を出すのも終わっちゃったおチンチン。
 もうすっかり力もなくアタシの舌に倒れ込んできた。

 ようやくここで「ボクを喰べてください」ってお願いしてるのかな。
 おチンチンももう思い残すこともなさそうだから、アタシはそのまま牙を回転させて、噛み潰した。

 ——ズチチチチチ……ギチチチチチ……ブツン。

 おチンチンはゆっくりと原型を留めなくなっていく。
 ミンチ肉になったおチンチンの味もまたとっても格別だった。

 はぁ、どこまでも最高だったよ。
 もう、アタシのおなかの中に入っちゃったけど……きっと、一生かけても忘れないおチンチンなのは間違いないね。

 ……よし。あとは、残った部分を喰べちゃおう。
 おチンチンがオイシかったんだもの。きっとキンタマだってたまんなくオイシいに決まってる。
 おチンチンやキンタマだけじゃない。このニンゲンはそもそも、全身からオイシそうな空気が溢れてるんだ。

 だから、きっとどこを喰べても損にならないハズ。

 そう思いながらアタシは、すでに動かなくなったニンゲンのキンタマを舌で持ち上げ、口の中でズタズタに噛み潰した。